
※地味な独身男・陽介がリアルに語る体験記
「出会い?ねぇよ…」35歳、陽介が動き出した夜のこと
陽介、ワイの後輩で、メーカーの間接部門におる35歳の男や。
主任にはなったけど年収は460万。まぁ地味~にコツコツ頑張ってるタイプやな。
彼女おらんのは知ってたけど、なんやかんやで「まぁそのうち誰か見つけるんやろな」って思ってた。
……ところがや、ある日ぽつっと言うてきたんや。
「先輩、俺…ヤバいかもしれません」
同期の結婚式で“取り残され感”
聞いたら、大学時代の友達の結婚式に行った帰りやったらしい。
披露宴終わって、帰り道にふと周り見たら…みんな、カップルか夫婦。
そん中で一人ぽつんと帰ってる自分が、急にめっちゃ浮いて見えたんやと。
「このまま一生、誰とも出会わんのかなって思ったら、ゾッとしましたわ…」って。
普段冷静な陽介が珍しく感情出してて、ちょっとビビった。
陽介は元々「婚活=リア充のするもん」やと思ってた
アプリも街コンも、過去に一応興味はあったらしい。
でも「俺には無理やろな」「写真とか勝負できへんし」って、勝手にあきらめてたらしいわ。
せやけどな、その日は違った。
「先輩、俺…家帰ってすぐにアプリ入れました」って言うんや。
まるで、何年も閉まってた扉をバンッと開けるように。
「このままじゃ、ほんまに一人になる」って、心の底から思ったらしい。
陽介、とうとう婚活の世界に足を踏み入れる
最初に入れたのはPairs。次にOmiai。
「いや、まず一歩でも動かんと、何も始まらん気がして」って。
ビビリながらも登録して、プロフィール書いて、写真もなんとか撮って。
その姿、ワイから見たらちょっと不器用で、でもめっちゃ必死でな。
正直ワイ、そんとき思ったんや。
「あぁ、陽介、本気やな」って。
「こんなにうまくいかんもんか?」アプリ・街コン・紹介…35歳男の婚活サバイバル
アプリ始めたって聞いて、ワイは「おお、やっと一歩踏み出したな!」って正直嬉しかってん。
でもな、陽介の婚活は、そこから**“地獄のスタンプラリー”**みたいに続いていくんや。
アプリの洗礼「いいね0の2週間」
まず手を出したのがPairs。プロフィールも真面目に書いて、写真も友達に頼んで撮り直したって言うてた。
でもな、「いいね」どころか、誰にも見られてない感が続いて2週間。通知ゼロやったらしい。
「俺って、アプリの世界では“存在してない”んすかね」
そない言われて、ワイも返す言葉なかったわ。
それでも陽介は諦めへんかった。プロフィールの書き方、写真の角度、自己紹介のテンプレ…
ネットでめっちゃ調べて、ちょっとずつ改善していってな。
けど、それでも**“マッチ→即フェードアウト”のループ**。
陽介:「先輩、メッセージ3通くらいやりとりしたら、急に未読スルーになるんすよ…」
ワイ:「……まぁ、そういうもんや」←アプリ婚活経験者の実感
街コンデビュー、のち即玉砕
次に行ったんが街コン。
「アプリじゃ埒あかんので、リアルで会って話したらなんとかなると思ったんです」って、陽介が鼻息荒く言うてた。
でも結果は…
「マジで、誰ともLINE交換できませんでした」
陽介曰く、男:女=15:8の戦場。
男側の参加者はガチのイケメンと陽キャ揃いで、完全に空気やったらしい。
途中で「お水、要ります?」って言われただけで、あとは誰とも会話らしい会話なし。
「帰り道、やけに水のペットボトルが重く感じました…」っていうてたのが切なかったわ。
友達の紹介も試したけど…
知り合いに「誰か紹介してくれへん?」って頼んで、1回だけセッティングされたお見合いみたいな食事会もあったんや。
相手は同い年の保育士さん。話は普通にできて、「これはワンチャン…?」って思ったらしい。
けど、1回目のLINEで既読スルー。
陽介:「“聞き役すぎる”って言われました」
ワイ:「……しゃべってへんかったん?」
陽介:「いや、めっちゃ聞いてました」
ワイ:「それは“聞いてた”やなくて、“喋ってない”って思われたんやな…」
こうして、陽介の婚活は失敗5連発目。
ワイもついに言うた。「結婚相談所、考えてみたらどうや?」
正直ワイも思ってた。
「このまま陽介、全部の手段やり尽くすんちゃうか」って。
けどな、ある日ふと聞かれたんや。
陽介:「先輩、結婚相談所って…どうなんすかね」
ワイ:「真剣な人しかおらん。変な駆け引きもない。正直、合う人にはめっちゃ合うで」
陽介:「マジすか……あ、俺、来週見学行ってきますわ」
こうして、陽介はついに「最後の砦」、結婚相談所に足を踏み入れる。
「はじめて“結婚”が現実になった」陽介、結婚相談所で見えた“リアルな婚活”
陽介が登録したんは、大手の結婚相談所や。
相談所って聞くと、昔ながらの仲人おばちゃんが出てくるようなイメージあるかもしれんけど、
今はちゃうねん。システムもアプリもめっちゃ進化してて、**“ちゃんと活動すれば結果出る場所”**や。
プロのカウンセラーから言われた「意外なひと言」
入会してすぐ、専属カウンセラーと面談があったらしい。
そん時、陽介が言われたのがこれ。
「陽介さん、もっと“普通”を出してください」
陽介:「いや…普通すぎて、今までダメやったんですけど…?」
カウンセラー:「それが“強み”なんです。変に盛らず、地に足ついた生活してる男性は人気あるんですよ」
この言葉が、陽介の中で大きく響いたらしい。
今まで“スペック不足”やと思ってたもんが、相談所ではむしろ強みになるって初めて知ったんやと。
プロフィール写真、ついに“ちゃんと撮影”
今まではスマホ自撮りやったけど、相談所の紹介で写真スタジオへ。
服もスーツで、清潔感ある髪型にして、プロのカメラマンが「自然な笑顔」を引き出してくれた。
陽介:「なんか…自分でも“ちょっとエエ男っぽいな”って思いました」
ワイ:「(それはええことや!)」
その写真でプロフィールが完成した途端、数名の女性から申込みが来たって。
アプリでは全然反応なかった陽介が、初めて“選ばれる側”に立てた瞬間やった。
初めてのお見合いは、37歳の薬剤師さん
初対面は相談所のラウンジで。お茶飲みながら、カウンセラー立ち会いなしで1時間ほどの会話。
アプリと違って、互いに「結婚前提」がわかってるから、話の内容がちゃうねん。
趣味、仕事、将来の家庭像、子ども欲しいかどうか──
ガチの話や。でも、陽介はそこに安心感を感じたって。
「やっと“茶番”ちゃう、本音で話せる場に来た気がしましたわ」
このお見合いは残念ながら交際不成立やったけど、陽介はそこで一つ気づく。
「ここなら、本気の人とだけ会える」ってな。
交際→終了→交際→終了…でも確実に“前進”
そこから3ヶ月。陽介は4人とお見合いして、2人と仮交際へ進んだ。
でも、どっちも1ヶ月ほどで終了。
理由は些細なこと。「会話のペースが合わん」「仕事の考え方にズレ」──
けどそれも、相談所やからこそ冷静に分析して、次に活かせる。
陽介:「これ、アプリやったら“なんでダメになったか”すら分からんかったです」
交際終了になっても、カウンセラーが丁寧にフィードバックしてくれるから、
次のお見合いで少しずつ修正していけるんや。
そしてついに現れた「この人ちゃうか?」の女性
登録から5ヶ月。8人目のお見合い相手が、今の奥さんになる人や。
彼女は1歳下の34歳。地方公務員で、見た目も雰囲気も“派手さゼロ”の落ち着いた女性やった。
最初の会話で、陽介が言うた。
「なんか…昔からの知り合いと話してるみたいですわ」
デートもトントン拍子で週1ペース。価値観も似てて、笑いのツボも近くて、
なにより、彼女が**「ちゃんと陽介を見てくれてる」**感じがしたって。
3ヶ月の仮交際を経て、真剣交際に進んで、半年後にプロポーズ。
彼女はうなずいて、「よろしくお願いします」って言うてくれた。
陽介:「俺、やっと人生で“ちゃんと愛された”気がします」
アプリで既読スルーされた日々。
街コンで空気扱いされた夜。
友達に「紹介して」と言ったのに、何も進まんかった無力感。
全部経験したからこそ、最後に出会ったこの人の言葉が沁みた。
彼女:「陽介さんって、ちゃんと地に足ついてる感じが安心できるんです」
──あのカウンセラーの言葉、ほんまやったんやな。
「35歳からの婚活、やってよかったこと・無駄やったこと、全部書いとく」
陽介が無事に結婚決まったと聞いて、ワイもめっちゃ嬉しかった。
でもな、いちばん驚いたんは陽介自身やった。
陽介:「自分、ホンマに結婚できる思てなかったんすよ。
でも振り返ったら、ちゃんと意味あったなって思うことも多いです」
そんな陽介が、ワイにだけ語ってくれた「本音の総まとめ」。
ここに全部書いていくで。
陽介が「やってよかった」婚活
① 結婚相談所に入ったこと
これはもう断トツで1位らしい。
アプリや街コンでの“地獄の敗北感”を経て、相談所で初めて「真剣な婚活」を実感できた、と。
陽介:「最初は抵抗ありましたよ。“モテへんから相談所かいな”って思ってた」
でも実際はちゃうかった。むしろ、ちゃんとした出会いを求めてるまともな男女の集まりやった。
② 自分の“普通さ”を武器にしたこと
年収460万(メーカーの間接部門/主任)、中の下の大学、実家暮らし歴あり。
スペックで言うたら、世間で「ハイスペ」とは程遠い。
けど、陽介は盛らずに正直に書いた。それが逆にウケた。
見栄張らん“誠実さ”が、相手の安心感に繋がったらしい。
③ プロの写真を使った
「これ、絶対ナメたらあかん」と陽介が熱く語ってた。
自撮り卒業して、ちゃんと清潔感のあるプロ撮影に切り替えたことで、
「写真の印象で、申し込みの数が3倍になった」って。
陽介が「無駄やった」と感じた婚活
① 婚活アプリに過剰な期待
マッチングアプリが悪いんやない。
でも、“普通の人”が“普通に婚活”するには、相性悪すぎたってこと。
陽介:「アプリは顔面偏差値が正義ですわ。写真とメッセのスキル芸人しか勝たん」
会っても“なんとなく”で終わる関係ばっかりで、疲弊しただけやったって。
② 街コン・婚活イベント
「数撃ちゃ当たる」思て行ってたけど、結局場の空気とノリで勝敗決まると気づいたらしい。
平凡な陽介には、“一瞬の印象勝負”の場は不利すぎたと。
あと、陽介:「男の参加費、高すぎますわ」って言うてた(笑)
③ 自己流のプロフィール・会話術
ネット記事の“モテるテンプレ”を参考にしてた時期があったけど、
それよりも**「自分らしくいること」のほうが結果に繋がった**らしい。
陽介:「よそ行きの言葉じゃなく、ちゃんと自分の言葉で話すのが大事でしたわ」
陽介の婚活まとめ(ほんまの本音)
- 結婚相談所=最後の砦やなくて、“最初から考えてよかった場所”
- 「スペック足りてへん」って自分で思ってたことが、意外とウケることもある
- 婚活は“勝つ”もんやなくて、“合う人を見つける”活動
- 自分を盛らんかったことが、最後の決め手になった
陽介:「35歳から始めても、間に合いましたわ。
ほんまに、“自分でも大丈夫なんや”って思えたんがいちばん大きかったです」
あとがき:ワイからもひと言
陽介の婚活は、“失敗の山”の上に成り立った成功や。
けどな、ワイは思うねん。
「真剣に動いた人間は、遅くても結果にたどり着く」
婚活は恥ずかしいことやない。むしろ、自分の人生に責任持とうとする立派な行動や。
もしこの記事読んで「自分ももう一回ちゃんとやってみよかな」と思った人おったら、
陽介みたいに、自分のペースでええから一歩踏み出してみてな。


