
情と現実、どっち取る?
なぁ、まず言わせてな。
そんだけ付き合ってて、しかも結婚まで考えてた相手に浮気されるって…それ、ほんまにキツイわ。
怒りもあるやろし、悲しさもあるし、なにより「なんで?」って答えの出えへん疑問にずっとモヤモヤしてるんちゃうか?
ほんま、よう耐えたな。
すぐ別れるって判断できへんのは、弱いからちゃうねん。
むしろ、それは“情”がある証拠や。
■長く付き合うほど、情は深まるもんや
付き合いが長くなればなるほど、そりゃ人って情がわく。
「この人といろんなとこ行ったな」「あのとき支えてくれたな」
思い出もいっぱいあるし、「せっかくここまで来たんやし」って気持ちにもなる。
なかには「今までの時間を無駄にしたくない」って思う人もおるやろう。
それはな、めっちゃ自然なことや。
「好き」だけやなくて、「一緒にいた時間」っていう積み重ねがあるんやもん。
簡単にポイって捨てられるようなもんちゃう。
■でもな、情は未来を保証してくれへん
せやけどな、ここがポイントや。
「情」と「未来」は、まったく別もんや。
情があるからって、その人と一緒におったら幸せになれるわけちゃうねん。
むしろ、情が強すぎて、別れられへんままズルズル行ってもうて、気づいたら心がすり減ってる…そんな人、めっちゃ見てきた。
思い出があるからって、これからも大事にしてくれるとは限らん。
今浮気するような男が、結婚して急に誠実になると思うか?
答えは…厳しいけど、「ない」ことの方が多い。
■「時間を無駄にしたくない」って思う気持ちこそ危ない
「ここで別れたら、今までの時間が無駄になる」っていう気持ち。
これ、めっちゃわかるで。ほんまに。
でもな、考えてみてほしい。
もしこのまま付き合い続けて、また浮気されたら?
そのとき、「あのとき別れときゃよかった」って思うかもしれんやろ?
今までの時間を無駄にしたくないって気持ちのまま、これからの未来まで無駄にするのはもっともったいないんやで。
■イケオジから「それ、ほんまに幸せか?」
オレは男やけどな、やっぱり女性には幸せになってほしいと思ってる。
「我慢して、耐えて、傷ついて、それでも一緒におる」って、ほんまにそれが愛なんか?
ちゃうと思うねん。
浮気する男とおることで、自分を小さく見積もってもうてへんか?
「私なんか、こんなもんやろ」って心のどっかで思ってもうてへんか?
そんなことないで。
あんたはもっと大事にされてええ存在や。
■情に流されるな、自分を大切にしてや
情があるのは素敵なことや。
でもそれに引っ張られて、現実が見えんようになるのは危険やで。
「好きやけど、幸せになれへん」
この言葉が頭に浮かぶなら、それは赤信号や。
ほんまに自分の幸せを考えるなら、過去や情より、これからの自分を一番にせなあかん。
ハッキリ言うわ。一度あることは、二度あるねん
なぁ、ちょっとキツいこと言うで?
でもこれは、あんたのこと傷つけたくて言うんちゃう。
“あんたにこれ以上傷ついてほしくないから”や。
一度浮気した男はな、またするねん。
■「魔が差した」ってほんまか?
浮気した男がよう言うセリフがある。
「魔が差しただけやねん」
「ほんまに好きなのはお前や」
「一時の気の迷いやって…」
なぁ、それ聞いてどう思った?
許してあげなあかんかなって思った?
涙流して謝られたら、情にほだされるよな。わかるで。
でもな、それ、言い訳のテンプレや。
心から反省してる男は、「言い訳」より「行動」で見せてくるはずや。
「魔が差した」って便利な言葉やな。
でもな、魔が差したんちゃう。本人の甘さと自制心のなさや。
■浮気する男の“クセ”と“思考回路”
イケオジはな、若いときから色んな男見てきた。
仕事の現場でも、プライベートでも、浮気して痛い目見てる奴、山ほど知ってる。
で、見てて思うのはこれや。
浮気って、クセになるんや。
バレても、結局また繰り返す。
「今回も許してもらえた」って、どっかで思ってる。
「ちょっとしたことで機嫌直るやろ」とか、「泣けば許してくれる」って。
そういうこと繰り返してきた男は、自分の浮気に対して“罪悪感”が育たへんねん。
■「結婚したら変わる」は幻想やで
たまに言う人もおるやろ?
「結婚したら変わってくれるかもしれへん」
「子どもできたら落ち着くかも」
「家庭持ったら責任感芽生えるやろ」
せやけどな…
結婚=更生施設ちゃうで。
結婚しても浮気する男、腐るほどおる。
もっと言うたら、妊娠中の奥さんおるのに浮気する男も現実には存在するねん。
「自分だけは例外」って思いたくなるやろ?
でもそれ、ほんまに危ない考え方やで。
■信頼は、1回壊れたら元には戻らへん
いっぺん壊れた信頼ってな、
「ごめんな」でパッと元に戻るもんちゃう。
表面上は許したフリしてても、心の奥でずーっと引っかかってまうんや。
「またどっかで女と連絡取ってるんちゃうか?」
「仕事って言いながら、ホンマに?」
「今スマホ見られへん理由あるんちゃうか?」
…そんなふうに疑いながら付き合うことが、
本当に“愛”なんか?
ワイは違うと思う。
■ほんまに愛してるんやったら、浮気なんてせえへん
恋愛に正解はないけどな、これはハッキリ言える。
ほんまに大事な人には、浮気なんかできへん。
たとえば、あんたが浮気したら彼が傷つくってわかってたら、自分から止めるやろ?
「やったらあかん」ってわかってたら、どんな誘惑があっても我慢するやろ?
それが「本気の愛」やと思うねん。
「ちょっとした気の迷い」って、ほんまは気の迷いちゃう。
“自分の欲を優先しただけ”や。
■一度浮気した男に賭けるんは、ギャンブルや
浮気した男とこの先も一緒におる、ってことはな…
「またされるかもしれん未来」に、自分の人生かけるってことやで。
イケオジとしては、それってギャンブルやと思う。
で、そんな博打、幸せになれる確率は低いねん。
キツいこと言うたかもしれん。
でもな、あんたが「もうこれ以上傷つかんですむ未来」を選んでほしいから、
こうして本音で伝えてる。
自分の人生、誰のためにある?
なぁ、ちょっと考えてみてくれるか?
今、あんたが悩んでることって、
結局のところ「彼がどう思うか」「彼との関係をどうするか」って、“相手軸”で考えてもうてへんか?
でもな、自分の人生って、誰のもんや?
彼のもんちゃうで。
友達のもんでも、親のもんでもない。
あんた自身のもんや。
■「自分を後回しにしてまうクセ」に気づいてや
多くの女性って、優しいねん。
相手を思いやれる。空気も読める。感情にも敏感。
せやから、ついつい自分を後回しにしてまう。
「彼にも良いとこあるし」
「私にも悪いとこあったかも」
「一緒にいるときは楽しいし…」
…その気持ち、めちゃくちゃ分かるで。
でもな、それって一歩間違えると、**“自分を大事にしてへん状態”**になってまうんや。
ほんまに自分の心、置いてきぼりにしてへんか?
■「どう思われるか」より「どうありたいか」
「別れたら彼にどう思われるやろ?」
「こんなことで別れるなんて、器が小さいと思われるかも」
「周りにも何て言われるやろ?」
――そんなふうに、人の目ばっかり気にしてまうのも分かる。
でもな、イケオジはこう思う。
“どう見られるか”やなくて、“どう生きたいか”を考えなあかん。
どんなに「いい女」と思われても、
毎晩泣いてたり、不安で寝られへんような日々送ってたら、
それって「幸せ」ちゃうやん。
■“我慢する恋”は、愛やなくて苦行や
恋愛に努力は必要や。
でも、努力と“我慢”はちゃうねん。
「浮気されたけど、私が変わればまた大事にされるかも」
「彼の過去も全部受け止めるのが愛やんね」
――そう思って、ズルズルと我慢し続ける人、めっちゃ多い。
でもな、イケオジからひとつ言わせて。
それ、“愛”ちゃう。“自己犠牲”や。
恋愛はな、「対等」でなきゃあかん。
どっちかだけが我慢して、耐えて、傷ついて…それって片側通行の地獄やで。
■“自分の人生を生きる”覚悟、持ってええんやで
「別れたら一人になるのが怖い」
「この年齢で、またイチからなんて無理かも」
そう思う人もおる。
でもな、それって幸せを諦める理由にはならへん。
むしろ、「もう十分頑張ったやん。ここからは自分のために生きてもええんやで」って言いたい。
年齢?関係あらへん。
何歳からでも、人生の舵は自分で切り直せる。
自分の人生、自分の手で取り戻してええんやで。
■イケオジのエール:今こそ、自分ファーストでいこうや
今まで、誰かを想って、我慢して、傷ついてきたんやろ?
ほな次は、自分を想ってあげてほしいねん。
「私、これからどう生きたい?」
「どんな未来なら、自分が笑ってられる?」
その答えを持ってるのは、彼ちゃう。
あんた自身や。
■「相手の人生の脇役」で終わるな、自分の主役を生きてや
あんたの人生は、誰かのためにあるんちゃう。
主役はいつだって“あんた自身”や。
浮気された苦しさの中でも、「それでも彼がいい」って思うなら、それでもええ。
でも、それは覚悟して選ぶ道や。
逆に、「こんな自分のまま終わりたくない」「もっと自分を大事にしたい」って思うなら――
今こそ、変わるチャンスや。
浮気はこの世で一番嫌なもん、やろ?
正直に言うわ。
浮気ってな、ほんまに人を壊す行為やねん。
肉体的な暴力よりも、**心をジワジワと蝕む“精神的な暴力”**やと思ってる。
■「一番近い存在」から裏切られる痛み
浮気されたときの痛みって、
“好きな人”やからこそ、余計にキツいんや。
赤の他人に裏切られるのとちゃうねん。
信じて、心を預けて、未来まで思い描いた相手に裏切られるって、どれだけの衝撃かわかるか?
心の底から「この人や!」って思ってたのに、
知らん女と連絡取ってたり、こそこそ会ってたり、
そんな事実を知ってしまったときの、胸の奥がギュッとなるあの感じ。
あれってな、体験した人にしか分からん。
ほんまに「死んだ方がマシ」ってくらい、しんどくなるもんや。
■浮気されたあとの「自己否定」が一番キツい
浮気されたらな、「自分が悪いんちゃうか」って思ってまう人、多いねん。
「私が魅力なかったんかな?」
「もっと料理とか上手やったらよかったんかな?」
「忙しくて気ぃつかえへんかったんがあかんかったんかな?」
――ちょっと待ってや。
なんで傷つけられた側が、自分責めてるんや?
おかしな話やで。
浮気ってのは、された方に責任があるもんちゃう。
するかせぇへんかは、完全に「する側の問題」や。
■浮気は「心の殺人」や
イケオジはな、浮気って“心の殺人”やと思ってる。
ちょっと言葉キツいけど、ほんまにそうやと思う。
・「信じる」っていう気持ちを壊す
・「好きやった自分」さえも疑わせる
・「未来を描いた時間」を踏みにじる
そのすべてを、裏切り行為で粉々にしてしまうんや。
ほんま、浮気って軽く見られがちやけどな、
された方は一生引きずることもあるくらい、根が深い傷になる。
■「浮気する男は妊娠中でも、子育て中でもする」
これはな、耳が痛いかもしれんけど、大事な話や。
浮気する男ってな、状況関係あらへんねん。
妊娠中でも、赤ちゃん泣いてる夜中でも、
「欲」に流される奴は流される。
「結婚したら落ち着くかも」
「子どもができたら変わるかも」――それ、幻想や。
むしろ責任感なさすぎる男ほど、育児で大変な時期に“自分のことばっか”考えて他所に逃げるんや。
イケオジの周りにも、ようおる。
「奥さんが大変な時期にキャバ行ってた」とか、「女と旅行行ってた」とか、ほんまに信じられん話ばっかりや。
■浮気=価値観のズレ、これは一生ついて回る
浮気って、単なる「行動」やと思ってる人おるけど、
ほんまはちゃうねん。
“価値観のズレ”やねん。
「浮気は軽い遊びやと思ってる男」と、
「浮気は人生で一番傷つく裏切りやと思ってる女」が一緒に生きていくって、
めっちゃしんどいで?
常に疑いながら、モヤモヤしながら、
「またするんちゃうか?」って不安と闘いながら生きるの、想像してみ?
そんなん、恋愛やのうて、サバイバルや。
■「浮気はこの世で一番嫌なもん」って、思ってええんやで
あんたが「浮気は絶対に許せへん」って思うなら、
それは弱さちゃう。強さや。
「傷ついた自分の心を、ちゃんと守ろう」としてる証拠や。
世の中には「男は浮気するもんや」って開き直る人もおるけどな、
それが全てやと思わんといてほしい。
あんたが「浮気は絶対無理」って思うなら、
それを大事にしてええ。ちゃんと“自分の基準”を守ってええんや。
第5章:別れは“終わり”やなく、“自分を取り戻す始まり”や
恋愛の終わりって、ほんまにしんどい。
ましてや、浮気されたあとの別れはなおさらや。
涙も出るし、寝られへん夜も続くやろう。
「なんでこうなったんやろ…」って、何回も何回も振り返ってまう。
でもな――
それって“終わり”やない。ほんまは、“再スタート”なんやで。
■「失う」ことは、実は「取り戻す」ことやったりする
人ってな、何かを手放すときに「失う」って思いがちやけど、
ほんまはちゃう。
たとえば、浮気するような男と別れるってことは、
その男の機嫌をうかがいながら生きる毎日、
不安と隣り合わせの日々、
“自分らしく笑えへん恋愛”を――やっと手放せるってことや。
つまりそれって、
「本来の自分を取り戻す」ってことなんよ。
■涙が出るのは、「自分を大事にできた証拠」
「つらい…」「苦しい…」って思う自分、責めんといてな。
それだけ本気で、全力で恋してたってことやろ?
自分の時間も心も愛情も、真剣に相手に注いでた証拠や。
そんなあんたが「別れ」を選ぶってことは、
本気で自分を大切にしようと決めたってことや。
涙が出るんは、自分の気持ちにウソつかんかった証拠。
その涙は、誇ってええ。
■「また幸せになれる」って、信じてええんやで
よくあるよな、「この人を逃したら、次はもう出会えへんかも」とか。
でもイケオジから言わしてもらう。
次、絶対おる。いや、むしろ“この人よりええ男”、世の中にごまんとおる。
ちゃんとあんたの価値に気づいてくれる男、
浮気なんか絶対せえへん誠実な男、
一緒におって“心が安らぐ”男――絶対、どこかで待ってる。
でもそれに出会うためには、
まず“自分で自分を幸せにしてあげる力”が必要やねん。
■恋愛は「自分の人生の一部」や、全てちゃう
オレ、これだけは言いたい。
恋愛ってな、大事なもんやけど、人生の全部ちゃうねん。
「恋愛がうまくいってないから、人生終わった」
そんなこと、絶対あらへん。
あんたには、仕事もあるし、趣味もある。
友達もおるし、笑い合える時間もある。
そんで何より、“自分自身”という最高のパートナーがいる。
恋愛だけに人生振り回されるの、もう終わりにしよ。
これからは、“あんたの人生の主役”を、自分で演じていくんや。
■イケオジのエール:傷ついた心も、いつか笑える日が来る
別れたあとの夜、泣いてええ。
1人でご飯食べるの寂しくて泣いてもええ。
街でカップル見て落ち込んでもええ。
でもそれは全部、次に笑える自分に近づいてるサインや。
いつかあんたは言うんやろうな。
「別れてよかったわ。あの時、決断して正解やった」って。
■「サヨナラ」は、自分に「おかえり」を言う日
恋の終わりは、“彼”にサヨナラする日。
でも実はそれと同時に――
“自分自身”に「おかえり」って言える日でもあるんや。
ほんまの自分、
笑顔の自分、
自分の価値をちゃんと分かってる自分――
その姿に、ちゃんと戻れる日がくる。
イケオジは信じてるで。
あんたはきっと、次はもっとええ恋愛できる。
せやから今は、胸張って別れを選んでええ。


