好きな人に“重たい”って言われた…ただ好きなだけやのに
相談者：リナさん（28歳・事務職・独身）
「え？私、重たい…の？」
スマホの画面に映ったLINEの一言に、心臓がギュッてなった。
『ちょっと重たいかも』
たったそれだけ。絵文字もなし。スタンプもなし。淡々としたひと言。
——私、そんなつもりやなかったんやけどな。
彼のこと、好きやから。気になるから。
ただ、「会いたいな」とか、「なんで最近そっけないん？」って言っただけやん。
そんなん、普通ちゃうの？って思ってまう。
実はこのリナさんみたいな悩み、ほんまよう聞くんよな。
20代後半になって、恋愛にもそれなりに経験ができてきて。
「この人ええな」「真剣に向き合いたい」って思える相手に出会ったからこそ、
相手に歩み寄ろうとしただけやのに——
返ってきたのは、“重たい”って一言。
そらショックやわ。
けどな、リナさん。あんたが悪いわけちゃうんや。
恋愛ってな、「自分の気持ち＝正義」になってもうたら、
知らんうちに“圧”になってまうこともある。
逆に、男の側からしたら「なんでそんな風に言うん？」ってこともようあるんよ。
だからこそ、今こそ“イケオジ処方箋”の出番や。
「どこからが重たいんか？」
「男ってどう感じてるんか？」
「どうしたらええ距離感で付き合えるんか？」
ここから、ゆっくり丁寧に解説していくで。
安心してな。あんたの気持ちは、ちゃんと届いてる。
ただ、ちょっとだけ“伝え方”と“温度差”を見直したらええんや。
「どこからが重たいん？」男が“しんどい”と感じる3つのポイント
「重たいって、どこからなん？私なにか間違ってる？」
そう聞かれたら、イケオジはこう答える。
——“気持ちの強さ”が悪いんとちゃう。
問題は、“伝わり方”と“タイミング”なんや。
男ってな、案外繊細で、空気読みすぎて、余計な気を使う生き物なんよ。
だからちょっとした言葉でも、「うわ…ちょっとしんどいかも…」って心の中で感じてまう。
本人は悪気ないのに、な。
ここでは、男側が「重たい」と感じてしまう代表的なポイントを3つ紹介するで。
① LINEが“圧”になってるとき
たとえばやけど、こんなやり取りしたことない？
- 「おつかれ〜！今日はなにしてたん？」
- （10分後）「忙しいかな？」
- （さらに20分後）「既読ついてるけど…大丈夫？」
なあ、これ見てどう思う？
自分では「気にかけてるだけ」「早く話したいだけ」って気持ちやろ？
でも男からしたら——
「うわ…ちょっと休ませて…」
「今仕事中やねんけど、怒ってる？返さなあかん…？」
ってプレッシャー感じてまうんよ。
LINEの頻度やスピードに“温度差”があると、男は疲れてまう。
別に返事がイヤなわけちゃうねん。ただ、**「自分のペースでいたい」**っていうのが本音やねん。
②「不安」をそのままぶつけてしまうとき
「なんで返事くれへんの？」
「私ばっかり好きみたいやん…」
「ほんまに私のこと、好き？」
こんな言葉を、つい言うてまう気持ちもわかる。
返事が遅かったら不安になるし、ちゃんと想われてるか確かめたくなるやんな。
でもな、これ、男にとっては“責められてる”ように聞こえることが多い。
「え？なんでそんな言い方されなあかんの…？」
「まだ付き合ってもないのに、もう重たいわ…」
って感じて、心のシャッター下ろしてまう男も多い。
「不安」って、“そのまま出す”と相手を傷つける武器になってまうこともあるんや。
ほんまは「好き」って伝えたいだけやのに、伝え方ひとつで真逆に取られるってこと、ようあるんよな。
③ まだ関係が浅いのに“未来”を語ってしまうとき
たとえば、2〜3回しか会ってへん段階で——
- 「彼氏できたら、こういうとこ行きたいな〜」
- 「私、30までには結婚したいって考えてて」
- 「○○くんと付き合ったら、楽しそうやなって思ってる」
って言うたことある？
これ、言われた相手がすでに恋愛モード入ってたら全然OKやねん。
でもな、**男って“気持ちの進みが遅い生き物”**やねん。
ほんで、恋愛って「追いかけたい」生き物でもある。
そんなときに「この子、もうゴールまで計算してる…？」って思われたら、
引かれてまうこともあるねん。
ほな、どうしたらええん？
ここまで読んで、「あ、私もやってたかも…」って思った人もおるかもしれん。
でも大丈夫やで。誰でもやってまうことやし、ちゃんと気づけたらそれでOKや。
次の章では、
「重たいと思われへんために、どうしたらええんか？」
イケオジがこっそり教える“恋のバランス術”を伝授するで。
恋愛は、押してばっかりでも、引いてばっかりでもあかん。
せやからこそ、**“バランス感覚”**が大事なんや。
重たい女にならんために。イケオジが教える3つの恋のバランス術
恋愛って、ほんま難しい。
好きやからこそ、もっと知りたくなるし、もっと近づきたくなる。
でもそれが“重たく”なってまう時って、実はちょっとしたバランスのズレやったりするんよな。
イケオジが思うに、
「自分の気持ちを大事にしつつ、相手のペースも尊重する」
このバランスさえ掴めたら、恋愛はぐっと楽になる。
じゃあ、どうやったら“ちょうどええ女”になれるんか？
3つのポイントで解説してくで。
① “聞く”ことは愛のスパイス。質問より「間」を大切にする
彼に「今日何してたん？」「なんで返事くれへんの？」って質問攻めしてまう前に、
一呼吸おいてみてほしいんや。
相手が話すのを“待つ”って、めっちゃ大人の余裕やで。
「話したくなったときに、あの子に言いたい」って思わせたら勝ちや。
男ってな、聞かれるより“話したくなる相手”に心開くもんやから。
せやから、「なんで？」を投げるより、“聞く姿勢を持った沈黙”のほうが、ぐっと刺さるときもあるんやで。
② 自分の時間を楽しめる女は、輝いて見える
恋してるときって、どうしても彼中心の生活になってまうやろ？
でも、男って「俺がいなくても楽しそうに生きてる子」に惹かれるんよな。
・休日は友達と美味しいランチ行ってる
・趣味のヨガやカフェ巡りを満喫してる
・一人旅とか平気で行けちゃう
こういう女性って、「自立してて魅力的やな」って感じるねん。
“追われる女”って、実はこういう子や。
逆に「全部あんたに合わせるで〜」ってなると、ありがたいけど…
「俺が全部支えなあかんの？」
って思われて、重たく感じられてまうねん。
③ 「好き」は“伝える”んやなく“にじませる”
リナさんみたいに、「好きやから不安になる」「好きやから会いたくなる」って思うのは、ほんまにええことやと思う。
でもな、「好き！」って気持ちをド直球でぶつけると、受け取る側の準備ができてへん時は、ちょっとしんどい時もあるんよ。
そんなときは、ちょっとだけ遠回りしてみ。
「○○くんの話、いつも面白くて元気出るわ〜」
「前に○○くんが言ってたあの店、行ってみたで！めっちゃ良かった！」
みたいに、感謝や楽しさに“好き”を混ぜて伝えると、ぐっと軽やかになる。
“好意をにじませる”って、ほんまにセンスやで。
それができるようになったら、恋愛が今よりずっとラクになるんよな。
イケオジから最後にひとこと
恋愛ってな、努力するのが間違いなんやない。
でも、「頑張ってることに気づかれへん」くらいが、ちょうどええんや。
重たいって言われたら、傷つくわな。でもそれって、真剣に相手を想ってる証拠でもある。
せやけど、“相手を思う”ってことと“相手を囲い込む”ってのは、似てるようで全然ちゃうんや。
だからこそ、
「好きやけど、自分もちゃんと大事にしてる」
そんな女性は、どの年代の男から見ても魅力的やで。
「重たいって言われた私が、ちょうどええ女になれた話」
ここで紹介するんは、実際にリナさんと同じように「重たい」って言われたことのある女性のエピソードや。
彼女も最初は、自分のどこが悪かったんか分からんかった。けど、そこからちゃんと“変われた”。
■登場人物：アヤカ（29歳・営業職）
・社交的で話すのが好きなタイプ
・半年間いい感じやった彼に「アヤカってちょっと重たいとこあるよね」って言われて撃沈
・そこから一念発起して“変わりたい”と決意
01．好きな気持ちを「管理」できずに、爆発してた頃
アヤカは、職場の取引先の男性と飲み会で意気投合して、LINEで毎日やり取りするようになった。
週1で会ってて、雰囲気も良くて、「これはもう、次付き合うのこの人やな」って思ってた。
でもな、彼の返事がちょっと遅れるだけで不安になって、
「忙しいん？」
「私、うっとうしいかな？」
「他に気になる人おるん？」
って、つい聞いてまう。で、返ってくる返事はどこかよそよそしくて…。
そしてある日、言われたんや。
「アヤカって…ちょっと重たいっていうか、気持ちが前のめりすぎて、しんどくなる時ある。」
…まるで、背中を刺されたみたいやったらしい。
「好きやから頑張ってるのに…どうして…？」
そう思って、泣いて、その日一日なにも手につかへんかった。
02．イケオジとのカフェトークで、心がほどけた
そんな時、たまたま梅田でアヤカと会ってワイと2人でランチに行くことになった。
「ちょっと聞いてほしいことあんねんけど…」
ってアヤカが重たいって言われた話を打ち明けたとき、そのワイはこう言うたんや。
「気持ちが強いのはええことやで。でも、“気持ちの押し出し方”は、相手の温度に合わせるんがコツやな。」
「焦らんでええ。ちょっと引いて、相手が近づいてくるの待ってみ。」
その言葉に、アヤカの目が覚めた。
今まで“自分がどれだけ好きか”ばっかり伝えて、“相手がどう感じてるか”を全然見てなかったって気づいたんや。
03．恋愛の“スタンス”を変えたら、景色が変わった
それからアヤカは変わった。
・LINEは一気に送らず、ゆっくり返すようにした
・不安になっても、深呼吸して「今自分の気持ちはどうなんやろ」って整理するようになった
・休日は友達と遊んだり、一人で映画観に行ったり、自分の世界も大事にしはじめた
すると、なんとあの彼の方から「最近落ち着いたよな、なんか大人っぽくなった」って言ってきたんや。
その一言で、“変わってよかった”って思えた。
彼との関係はそこからもう一度ゆっくり築き直して、3ヶ月後には正式に付き合うことになった。
あのとき“重たい”って言われた自分が、ちゃんと“選ばれる女”になれた瞬間やった。
04．“ちょうどええ女”って、自分を知ってる女のこと
アヤカが言うてた。
「重たいって言われたのは、悪いことやなかった。ちゃんと見直すきっかけになったから」って。
恋愛って、“上手くやろう”としすぎたらズレることある。
でも、ちゃんと自分の気持ちと向き合って、相手との距離を見直せたら、
“想われる自分”に変わっていけるんや。
今日からできる。“重たくない女”に近づく5つの行動リスト
「気持ちを伝えるのが怖くなった」
「もう、重たいって思われたくない…」
せやけどな、それって裏返せば「自分の気持ちに正直でいたい」ってことやろ？
それは全然悪いことちゃう。むしろ、ええことや。
ただ、恋愛は“伝え方”と“タイミング”が命なんや。
ちょっと意識を変えるだけで、相手に与える印象はガラッと変わる。
ほな、具体的に何をしたら“ちょうどええ女”に近づけるんか。
イケオジ目線で、実際に効果あったことをリスト化したから、今日から試してみてな。
① LINEは「テンポ」より「余白」が大事
・即レス癖がある子は、あえて1時間後に返してみる
・長文LINEをやめて、“伝えたいこと1個だけ”に絞る
・スタンプだけで終わらせる日があってもええ
→ “余白”ってのは、「もっと知りたい」と思わせる一番の武器やねん。
② 1日1回、自分のために「誰にも連絡しない時間」を作る
・夜寝る前、スマホを機内モードにして20分だけ“自分だけの時間”
・音楽聴いてもええし、コーヒー飲みながらぼーっとしてもええ
→ 「自分に集中する時間を持ってる女」は、心に芯がある。
それが男から見たら“追いたくなる女”に映るんや。
③ 「好き」や「寂しい」は“言葉以外”で伝えてみる
・「会いたい」とは言わんで、彼の話に笑顔で耳を傾ける
・手料理の写真を送るだけで、“あなたのこと考えてる”って伝わる
・会った時に「ありがとう」の一言を丁寧に
→ 言葉って武器やけど、時に凶器にもなる。
行動に気持ちを乗せたほうが、じんわり伝わるんやで。
④ 自分の“好き”を持ってる女は強い
・読書、カフェ、絵を描く、旅行、なんでもええ
・「彼がいなくても毎日が充実してる」って言えるもんを1個持つ
→ 男は「俺がおらなこの子ダメになる」って思わせるより、
「この子の世界に俺も入りたい」って思わせた方が深くハマるねん。
⑤ 「重たいかも？」と思ったら、“自分で自分に聞いてみる”
・「私、なんでこれ聞きたいんやろ？」
・「このLINE、送ったあとスッキリするか？後悔せぇへんか？」
→ 自分の不安の“正体”を先に見つけると、相手にぶつけずに済むんや。
大人の恋愛は、まず“自分を整える”ことから始まる。
イケオジから最後にもうひとこと
恋愛って、相手をコントロールすることやなくて、
“自分をどう扱うか”の連続や。
「重たいって言われた」ことに一喜一憂せんと、
その言葉を“愛し方を見直すチャンス”に変えたらええ。
ほんでな、
“ちょうどええ女”って、媚びへつらう女やなくて、ちゃんと“自分を信じてる女”や。
そんな女性は、何歳になってもモテる。
イケオジは、それをよう知ってる。
リナさん、そしてこの文章を読んでくれたあなたも、
“ちょうどええ愛し方”で、ええ恋しようやな。
