
恋愛が続かない男性へ、処方箋お出しします
「なんでや…女性の気持ちがわからん」問題
ほんまな、よう聞くんや。
「真剣に向き合ってるつもりなんやけど、なんでか女性に伝わらへん」
「ちゃんと説明したのに、なんか怒られた」
「え?なんで今それで泣くん…?」って。
わかる、わかるで。
ワシかて若い頃はよう失敗した。正直な話、40代になってようやく「あー、そういうことやったんか…」って気づくこともあるねん。
まず言うとくけどな、アンタが悪いわけちゃう。
女性にフラれたり、怒られたり、意味わからんまま会話終わったりしても、それは相性が悪いとか、性格が合わんとか、そういう問題ちゃうねん。
もっと根本的なもんや。
せや、「考え方の違い」や。
男と女ってな、生まれたときから「脳の配線」がちゃうんやと思う。
ワイら男は、目的に向かって一直線やろ?「問題を解決すること」に重きを置く。せやから、「なんで怒ってるんか説明してくれたらええやん」「こうしたら解決するやん」って、つい口にしてまう。
でもな、女性は気持ちを共有したい生きもんやねん。
「正しい」かどうかやなくて、**「どう感じたか」**が重要。
たとえばな、デートで5分遅れたとするやろ?
男:「ごめん、ちょっと電車遅れてん」
女:「ほんまに私のこと大事にしてるん…?」
は?ってなるやろ?でも、ここにすでに男女の違いがあるんや。
男は「遅刻の理由=問題解決」やけど、女は「遅刻=私が後回しにされた気がする」やねん。
これはな、どっちが正しいかちゃう。
どっちも正しいし、どっちも間違ってへん。
ただ、見てる角度が違うだけやねん。
せやから婚活してて「なんで伝わらんのやろ」「なんで急に冷たくなるんやろ」って思ったとき、まずは**“考え方が違う”って前提に立つ**ことが大事やねん。
これからは、“気持ちを汲み取る力”で勝負していこや。
「わかる、わかるで!」は魔法の言葉
まずな、これだけはハッキリ言わせてもらうわ。
婚活で女性とうまいこといかへん男性の8割以上が、「共感不足」でつまずいてる。
「いや、ちゃんと話聞いてるで?」って思ったそこのアンタ。
聞いてるようで、聞いてへん。
それどころか、分析してもうてる。
たとえば、女性がこんなこと言うてきたとするやろ?
「今日、上司にめっちゃキツいこと言われてさ…ほんま腹立ったし、悲しかったわ」
ここで男の脳はこう動く。
「なるほど、原因は上司。対策は…言い返す?相談する?転職する?」
違う違う!
ちゃうねん。
女の人は“解決”してほしいんやない。
“一緒に怒って”ほしいねん。
このときの正解は、こうや。
「えー!そら腹立つな!よう耐えたなぁ、それはキツいわ…」
この一言でええねん。
アドバイスなんていらん。正論も不要。ただ共感するだけで、信頼残高がガンッて増える。
ワイもな、昔はよくミスったで。
女:「今日仕事でトラブルあってん。めっちゃ落ち込んだわ…」
ワシ(若かりし頃):「そら自分にも非があるんちゃうん?事前確認せなアカンやろ」
→終了。THE・撃沈や。
今ならこう言うで。
「うわ、それしんどかったやろ…。ようがんばったな、話してくれてありがとうな」
な?これで空気がまったく変わるんや。
「わかる、わかるで!」っていう一言、なめたらあかん。
これは魔法のパスワードや。
これを言うだけで、女の人は「あ、この人は私の味方や」って感じてくれる。
しかもな、この“共感のひと手間”をかけれる男って、意外と少ないねん。
つまり、そこが出来る男の見せ場や!
ええか、大切なことは、“心の余裕”と“寄り添い力”。
それを出せるのが、女性を振り向かせられる男やねん。
「男と女は“脳の使い方”がちゃうねん」
せやな…ワイら男と女って、同じ日本語しゃべってても**“別のルール”で会話しとるようなもん**や。
なんでか言うたら、脳の使い方そのもんが違うんや。
脳科学とか心理学の先生も言うてるし、実際ワシらの経験からしても「そら通じんわ」って納得いくはずや。
男は「問題→解決」、女は「気持ち→共感」
たとえばな、男って何か起きたらすぐ**「で、どうすんねん?」**って考えるクセあるやろ?
- 遅刻された → 原因は?対策は?
- デート断られた → 予定調整せなな
- なんか不機嫌 → なんか悪いこと言うたか??
これ、全部「解決脳」や。
でもな、女の人はちゃうねん。
- 遅刻された → 私、大切にされてない気がする…
- デート断られた → この人、本気なんかな…
- 不機嫌 → 気づいてくれへんから、余計ムカつく…
これが**“感情脳”**の動きやねん。
「理屈は正しいけど、伝わらん」問題
ここでよくある失敗がコレや。
女:「今日、友達が急に旅行ドタキャンしてさ…むっちゃ悲しい」
男:「急に仕事入ったんやろ?しゃーないやん」
→これアウト。
いや、たしかに正論や。ワイら的には「友達もかわいそうやし、しゃーないやん」って思う。
でもそれ言われた女性側はこう思ってるんや。
「なんで私の悲しさ、無視すんの?」
「フォローするんは友達やなくて、今、目の前の私やろ?」
ほんで、機嫌悪なって、既読スルー。
あれ?なんで??ってなるやろ。でもそれが“ズレ”やねん。
「気持ち優先で話す」ってどういうこと?
これな、めっちゃ大事なポイントなんやけど、
女の人は「気持ちを吐き出すこと」でストレスを整理しようとする傾向があるねん。
せやから、こっちはまず受け止める器になる必要がある。
解決策なんかいらんねん。
一緒に「せやな、辛かったな」って感じてあげるだけで、めちゃくちゃ心が通うねん。
ワイら男はついつい「合理的」「論理的」になりがちや。
それももちろん悪いことやない。でもな、婚活の場では“共感のスイッチ”をONにせなあかん。
それができるようになったら、会話の空気がまるで変わるで。
「この人、ちゃんと私を見てくれてる」って思ってもらえる。
「正しいこと言うても、モテへんねん」
ワイが婚活の相談受けるとき、ようあるんがこれや。
「いや、俺、間違ったこと言うてへんと思うんですよ」
「相手の女性、感情的すぎて話にならんのですよ」
「ちゃんと説明したのに、聞く耳持ってくれんのです」
うん、わかる。ホンマによくわかる。
せやけどな、“正しいこと”を言うことと、相手の心に届くことは別もんやねん。
「論破」は恋愛の敵
たとえばな、婚活の場面で女性がこう言うたとする。
女:「なんか、年収より人柄が大事って思うようになってきたわ〜」
男:「でも現実問題、年収が低いと生活回らんやん。老後とか考えたら…」
うん、正論やな。
でもな、それ言われた女性の心はこう動くんや。
「今、そんな冷水ぶっかけることある?」
「私が大事にしてる“価値観”を、否定された気分や…」
せやねん。
論理で勝って、感情で負けてるんや。
これが婚活で“モテへん理由”の正体や。
「矛盾を突くな」は基本中の基本
女の人って、時に矛盾したこと言うたりもするで?
- 「自分の時間ほしい」言うたのに、「なんでLINE返してくれへんの?」言うたり
- 「もっとマメな人がええ」って言うくせに、追いかけたら冷めたり
- 「優しい人が好き」言うて、ちょっと強引な男にキュンとしたり
これ、男からしたら「は?どっちやねん」ってなるやろ。
でもな、この矛盾こそが“人間らしさ”なんや。
特に女性は気持ちベースで動く生きもんやから、その日の気分・空気感・相手の反応で、言うことも変わる。
ワイら男がやりがちなんがここや。
「でもこの前は○○って言ってたやん?」
「言ってること矛盾してへん?」
「それ、論理的におかしくない?」
→これな、地雷原をダッシュで突っ切るようなもんや。
どんだけ優しく言うても、女性の心には“否定”として届いてもうてる。
優しさは、矛盾をまるごと包む力
恋愛を上手くするのは、ここやねん。
矛盾すら「それも含めてええやん」って受け止められる器が必要なんや。
- 「そっか〜、いろんな気持ちあって揺れてんねんな」
- 「わかるで、そのときそのときで気持ちって変わるもんやもんな」
- 「何言うてもええよ、俺はちゃんと聞くからな」
こういう一言が、女性の心にグッと響く。
正しさより、やさしさ。
論理より、ぬくもり。
これが、婚活における最大の武器や。
「気持ちに寄り添う」って、どうやるん?
「気持ちに寄り添うことが大事」
もうな、婚活界隈で100万回ぐらい言われとる言葉やけど、
**「で、具体的にどうしたらええねん?」**って思てる男、多いやろ?
わかるで、ワイも最初そうやったからな。
「寄り添う言うても、こっちも気ぃ使ってるし、話聞いてるつもりやけど…伝わらへんねん」
せやろ?でもな、そこには**小さな“ズレ”**があるんや。
「共感」と「同情」はちゃうねん
まずここをハッキリ分けとこか。
- 「それは大変やったなぁ…」←共感(◎)
- 「そんなことで悩むん?弱いなぁ…」←同情(×)
同情はな、上から目線に聞こえてまうねん。
でも共感は、“横に座ってくれる感じ”なんや。
たとえば、女性が「今日、職場でめっちゃミスって泣きそうやった…」言うたとする。
寄り添う男はこう返す。
「うわ、それめっちゃつらかったやろ…誰にも責められへんわ、プレッシャーもあるやろしな」
この言葉には**“理解+感情の共有”**があるんや。
ここがミソやで。
「自分の気持ち」も軽〜く混ぜる
ほんでな、もうワンランク上の寄り添いができるイケオジは、
“自分の感情”も織り交ぜて話せるんや。
たとえば、
女:「今日は部長に冷たくされてさ…なんかもう、辞めたろかなって思ったわ」
悪い例:「そんなんで辞めてどないすんねん。世の中そんな甘くないで」
→正論パンチ炸裂。KO負け。
寄り添い例:「それ聞いて、ワイまで腹立ってきたわ。ほんまに理不尽やな…ワイも昔そんなんあったから、めっちゃわかるで」
相手の痛みを一緒に感じて、自分の体験で包み込む。
これがイケオジの真骨頂や。
経験積んだオトンのような優しさ、出していこ。
「沈黙」も怖がらんようにする
寄り添いってな、しゃべるだけが全てちゃう。
ときには、黙って相手の話をじーっと聞いてあげるだけで、
それがいちばんの寄り添いになることもある。
「うん、うん…」って頷きながら聞いてるうちに、
相手がどんどん言葉を重ねて、自分で答えを見つけていく。
そんときに無理に口を挟まず、
“聞く力”を信じるのも寄り添いや。
「正解」やなくて「共鳴」しよ
女の人は、答えを求めて話してるわけやない。
ただ、「わかってほしい」ねん。
そのときに、
- 「それ、わかるわ〜ワシも似たことあった」
- 「それって悔しいよな」
- 「よう言うてくれたな、話してくれてありがとうやで」
こんな言葉が出てくる男は、モテる。ほんまにモテる。
まとめるとな、
- 共感>同情
- 自分の気持ちも混ぜる
- 無理に喋らんでも“聞く力”を信じる
- 正しさより、“共鳴”
これができたら、相手の女性は**「この人には本音で話せる」**って心を開いてくれるようになる。
恋愛経験が少なくても、気持ちに寄り添える男が最後に選ばれる
「俺、恋愛経験ほとんどないし、どうせムリやろ…」
──そう思ってる人、多いと思う。
でもな、それはちゃうねん。ほんまに。
大事なんは経験の数やなくて、どんな“姿勢”で向き合うか。
モテる男は「気持ち」を見てる
これまでの章で話してきたこと、覚えとる?
- 女性は、正論より「気持ち」に反応する
- 矛盾を指摘したらアカン
- 共感や寄り添いのひと言が、相手の心を開く
これってな、別にモテまくってきた男やなくても、できることばっかりやねん。
むしろ、恋愛経験が少ない人の方が、素直にできたりするんや。
「上手にやろう」とせんでええ
恋愛経験少ないと、
「どないしてデート誘うたらええんやろ…」
「変なこと言うて引かれたらどないしよ…」
──って不安になるよな?
でもな、大丈夫。
女性が見てるのは「正解」やなくて、「誠意」や。
・噛みながらでも一生懸命話す
・慣れてないけど、まっすぐ気持ちを伝える
・うまくリードできひんけど、相手の話を真剣に聞く
こういう姿に、心打たれる女性、ほんまにおるで。
余裕は“態度”からにじみ出るもんや
余裕言うたら「経験がある人のもんやろ?」って思われがちやけどな、
ちゃうちゃう。
余裕ってのは、
- 相手を急かさへん
- 無理に話題を作らへん
- 自分のことも無理に飾らへん
──こんな“構え方”に出るもんなんや。
恋愛経験なくても、相手を大事にする気持ちと、
無理に「いい男」を演じへんこと。
それさえあれば、十分「余裕ある男」に見えるで。
最後に伝えたいこと
恋愛ってな、上手にやるもんちゃう。
ましてや経験値で決まるもんでもない。
ほんまに大事なんは、
- 相手の話をちゃんと聞くこと
- どんな気持ちか想像してみること
- 正しさで返さんと、気持ちに共鳴すること
これができたら、
恋愛経験なくても、ちゃんと「選ばれる男」になれる。
せやから、
「経験ないし…」
「恋愛に向いてないかも…」
──そんなふうに自分に×をつけるの、今日でやめとこ。
イケオジ婚活処方箋【恋愛経験が少ない男のための7ヵ条】
- 「わかるわ〜」から始まる共感の力を信じろ
- 男と女は考え方が違うことを知っとけ
- 理屈より、相手の気持ちを大事にせぇ
- 矛盾を指摘せず、丸ごと受け止めろ
- 上手にやろうとせんでええ、まっすぐ向き合え
- 経験より誠意、スキルより姿勢
- ほんまに必要なんは「心からの寄り添い」や
これが、恋愛初心者のあんたにも届く“処方箋”や。
あとは、ちょっとの勇気と、話を聞く耳、
そして相手を大事にする気持ちがあれば、
ぜったい、道は開けるで。


