モラハラ男との別れ方。3年の恋に終止符を打つ

女子部屋:結婚婚活悩み相談
モラハラ男との別れ方 イケオジ婚活処方箋
  1. 早苗ちゃんの相談「結婚すべきか、別れるべきか」
  2. モラハラ男ってどんな人間か、冷静に見極めよか
    1. モラハラ男の特徴、箇条書きで見てみよか
    2. 別れ話をすると、また優しくなる
    3. パターンを見抜こう
  3. モラハラ男との“賢い別れ方”、焦らず冷静にやで
    1. 別れ話をした時の典型的な反応
    2. 音信不通・逃げるような別れは危険やで
    3. ワイが勧める「別れ方の作法」
    4. “優しく別れる”んやなく、“強く、自分を守って別れる”こと
  4. 情に流されんといてな――それ、ホンマの愛やないで
    1. 情=「別れたら可哀想」や「今さら離れられへん」
    2. 結婚は、情じゃなくて「未来の安心感」で決めるもんや
    3. “自分が悪かったんかな”と思う気持ち、ワイが否定するわ
    4. 誰かを愛する前に、“自分を守る”ってことを忘れたらあかん
  5. 別れたあとにくる“喪失感”――それ、普通のことやで
    1. 「喪失感」は、“自由になった証拠”や
    2. モラハラに支配されてたときは、“自分の感情”さえも相手次第やった
    3. 「時間が解決する」やない、「自分が時間を育てる」んや
    4. 今感じてる“空っぽ”は、幸せで満たす準備中や
  6. ほんまに大事にしてくれる人と出会えたとき、涙が出るほど安心する
    1. “安心できる恋”って、こんなにも心を穏やかにしてくれるんやな
    2. 「大切にされる」って、“扱いが優しい”だけやない
    3. しんどい恋のあとに、穏やかな恋が来ることはある。いや、“来るべきや”。
    4. 最後に、ワイからもうひとこと。

早苗ちゃんの相談「結婚すべきか、別れるべきか」

この前な、ワイの知り合いの早苗ちゃん(31)が、ちょっと重た〜い顔して相談してきよったんや。
「結婚、した方がいいんですかね……?」って。

話を聞いてみると、3年付き合ってる彼氏がおるんやて。そろそろ結婚の話も出てきて、周りの友達もどんどん結婚していく。親からもプレッシャーがある。
でもな、その彼氏、ちょっとクセあるんや。

最初は優しかったらしいわ。「こんなに私のこと思ってくれる人、初めてやと思った」って言うてた。
せやけど、付き合って数ヶ月したら、だんだん様子がおかしなってきたんやと。

「誰とご飯行ったん?」「LINE返事、なんでそんなに遅いん?」
そういうのが増えてきて、だんだん束縛も強なってきた。
しかも、何か言い返したら「お前のためを思って言ってる」って。

あぁ、あるなぁ……ってワイ、心の中で思った。
これ、典型的なモラハラの始まりや。

でもな、早苗ちゃんはこうも言うたんよ。
「でも、時々すごく優しいんです。私のことをほんまに心配してくれてるって思う時もあるんです……」

せやけど、ワイはわかってもうてた。
あの子は「好き」やなくて、「不安」と「期待」の中で揺れてるんやなって。
そしてその根っこには「情」や「罪悪感」が絡みついてる。

ワイは、ただこう言うたんや。
「早苗ちゃん、つらかったな。よくここまで我慢して頑張ってきたな」って。

結婚は人生の大きな節目や。
その相手がホンマに一緒に生きていける人かどうか、自分を大切にしてくれる人かどうか、そこを見極めなあかん。
ワイは、早苗ちゃんの顔色と声の揺らぎを見て、「これは見逃したらあかん話や」と思うた。

モラハラ男ってどんな人間か、冷静に見極めよか

「モラハラ」って言葉、最近はよう耳にするようになったけどな、
実際はな、本人がモラハラされてるって気づくまでに時間がかかることが多いんや
これが一番厄介なんや。

早苗ちゃんの話を聞いとってもそうやった。
最初は「頼られてる気がして嬉しかった」って。
ほんで、「私のことを本気で心配してくれてるんやと思ってた」って。

でもな、それはほんまに「心配」やったんやろか?
それとも、自分の思い通りにしたいだけの「支配」やったんやろか?


モラハラ男の特徴、箇条書きで見てみよか

  1. 自分が絶対正しいと思ってる
     → 反論されると怒るし、相手を黙らせようとする。
  2. 謝らへん・謝っても本気やない
     → 「はいはい、俺が悪いんやろ」みたいな態度。
  3. 束縛が強い・プライバシーを侵してくる
     → LINEのやり取りを見たがったり、交友関係を制限してくる。
  4. 「お前のためを思って」って言いながら支配してくる
     → このフレーズはモラハラ男の十八番や。
  5. 気分によって態度が変わる・不安定
     → 優しい時と冷たい時の差が激しすぎる。これが相手を依存させる。
  6. 自分の非を絶対に認めへん
     → 話し合いにならん。いつのまにかこっちが「悪者」にされる。

別れ話をすると、また優しくなる

早苗ちゃんも言うてたわ。
「別れたいって言ったら、すごく泣いて謝って、急に優しくなったんです……」って。

せやけど、ワイは断言する。
その優しさは「反省」やなくて、「繋ぎ止めるための手段」や。
ほんまに反省しとる人間は、言われんでも変わろうとするもんや。
けど、モラハラ男は「別れたくない自分」のために、演技でも何でもしてくる。


パターンを見抜こう

こういう男の行動には、ある共通点があるんや。

  1. 支配 → 反抗される → 逆上
  2. 逆上 → 別れを感じて焦る → 優しくなる
  3. 優しさで相手を安心させる → 再び支配へ戻る

このループにハマってまうと、抜け出せへんくなる。
「今回は本気で変わってくれるかも」って、期待してまうからな。
けど、それが罠なんや。


せやから、ワイは言いたい。

「人間は簡単には変われへん」ってことを、忘れたらあかん。
特に他人を支配してきた男が、急に優しい人間になるなんて、まずない。
それに「変わる前提で結婚」なんて、ギャンブルすぎるわな。

モラハラ男との“賢い別れ方”、焦らず冷静にやで

モラハラ男との別れってな、
正直、ただの「失恋」やない。下手したら相手が逆上してくる危険性もある。
せやから「ちゃんと段取り組んで、冷静に別れる」ことが大事やねん。


別れ話をした時の典型的な反応

早苗ちゃんが一度、思い切って「別れよう」って言うたことあるらしい。
ほんなら相手、案の定こうなったんやて:

  • 「俺が悪かった!もう絶対せえへん!」
  • 「早苗だけは失いたくない…!」って涙
  • 挙げ句の果てに「お前には俺しかおらん」みたいなことまで

これ、一見反省してるように見えるけど、ぜんぶ“引き止めるための手口”や。
本気で自分の言動を振り返ってる人間は、相手を操作するような言い方はせえへんねん。


音信不通・逃げるような別れは危険やで

中には「もう無理!ブロックして連絡切って逃げよ!」って思う人もおるけど、
相手の性格によっては逆上して危害を加えてくる可能性もある

モラハラ男って、プライド高いからな。自分がフラれることに耐えられへんねん。
せやから、別れ話は“冷静に・感情をぶつけず・段取りを持って”が基本や。


ワイが勧める「別れ方の作法」

  1. 直接会うのが怖いなら、電話やLINEでもええ
     → 会わんでもちゃんと意思は伝えられる。安全優先や。
  2. 「感情」やなく「事実」と「感謝」で伝える
     → 「あなたの気持ちはありがたかった。でも私は、それに応えられそうにない」
     → 「今までありがとう。でももう一緒にはいられない」
  3. 感情的にならんこと
     → 相手が怒鳴ってきても、こちらは「感謝+別れの意思」を淡々と伝えるだけ。
     → 感情に感情で返したら、こっちがペース乱されるで。
  4. 決断は曲げない
     → 「ちょっと時間を置こう」とか言うてもうたらアカン。
     → 相手はそこにしがみついてくる。きっぱり「終わり」と伝えること。
  5. 必要なら誰かに付き添ってもらう or 第三者を介す
     → 共通の友達、信頼できる上司、場合によっては警察や弁護士も視野に。

“優しく別れる”んやなく、“強く、自分を守って別れる”こと

別れる時ってな、
「優しさを見せる=相手を安心させること」と思ってまいがちやけど、
それがかえって相手に「まだいける」って思わせるリスクにもなる。

せやから、ワイはこう言うんや。

「ありがとう。でも、私はあなたの気持ちに応えられへん」
「あなたの未来も、私の未来も、お互い別の道で幸せを目指そ」

これが、最終的にお互いのためになる言い方なんや。

情に流されんといてな――それ、ホンマの愛やないで

「でも、あの人なりに私のこと思ってくれてるんかな…」
「こんな私でも好きになってくれたんやし、悪い人ちゃうよな…」

早苗ちゃんが涙ぐみながら言うてた。
正直、気持ちはようわかる。
人間って、長く一緒におったら“情”が湧くもんやからな。

けどな――
情と愛はちゃうねん。
ほんで結婚には、“情”で選んだらあかん。


情=「別れたら可哀想」や「今さら離れられへん」

情ってのはな、「好き」や「尊敬」とはまた別のもんや。
「別れたら向こうが壊れそうで怖い」とか、
「3年も一緒におったんやから、今さら…」とか。

それは自分の気持ちや未来より、相手の事情を優先してもうてる状態や。
けどな、ほんまの恋愛ってのは、お互いが“対等”で“自由”でいられることが大事やで。


結婚は、情じゃなくて「未来の安心感」で決めるもんや

モラハラ男と一緒におる将来、想像してみ。
もし子どもができたら?
家買ってローン組んだら?
老後もずっとその相手と一緒におらなあかんねん。

ワイが言いたいのは、こうや。

「情で残った関係は、愛では育たへん」
「今はつらいけど、未来はその勇気に感謝する日がくる」


“自分が悪かったんかな”と思う気持ち、ワイが否定するわ

早苗ちゃんが何度も「私が気ぃ遣わしすぎたんかな…」って言うてた。
でもな、それもモラハラ男がよう使う洗脳の一種や。

「お前が◯◯するから、俺は怒ったんや」
「俺を怒らせたのはお前や」
――こうやって、相手に罪悪感を植えつけて、自分が正しいと思わせるんや。

ワイから言わしてもらう。
「アンタは何も悪うない」
それに気づけた時から、ほんまの意味で新しい人生が始まるんやで。


誰かを愛する前に、“自分を守る”ってことを忘れたらあかん

結婚するために恋愛してるんやない。
幸せになるために、相手を選んでええねん。

たとえ3年付き合おうが、10年一緒におろうが、
相手がアンタを苦しめる存在なら、未来を一緒に描いたらあかん。

別れたあとにくる“喪失感”――それ、普通のことやで

早苗ちゃんがモラハラ男と別れた日、電話口の声は晴れ晴れしてた。
けど数日後、また連絡がきた。

「なんか…寂しなってきた…ワタシって間違ってたんかな…?」

これな、めちゃくちゃよくあることやねん。
あんなに苦しかった相手と別れたのに、ふっと湧いてくる“喪失感”
「ほんまに良かったんかな」「これでよかったんかな」って、心がグラグラ揺れる。

でもな、これだけは覚えといてほしい。


「喪失感」は、“自由になった証拠”や

恋愛ってな、ええも悪いも“習慣”や。
3年も一緒におったら、その人の言葉、癖、生活リズムまでしみついてまう。

別れた直後って、その習慣が一気になくなるから、心にぽっかり穴があいたように感じる。
でもな、それは「間違ってた」やなくて、「ちゃんと抜け出せた」っていう証や。

ちょうど、足に絡みついた鎖を自分で外して、
けどまだ足首には跡が残ってる、そんな状態や。


モラハラに支配されてたときは、“自分の感情”さえも相手次第やった

・相手の機嫌がええ日はホッとする
・LINEの返信が遅いと胸がザワザワする
・褒められた日は「私って価値あるんや…」って思える

なあ、それってほんまの自分か?
他人の機嫌に、自分の自己肯定感が左右されてる状態って、めっちゃ危ないんやで。

別れてすぐは、そのコントロールから抜けた反動で、
“自分って何が好きなんやろ”とか、“何したら楽しいんやろ”って迷うもんや。

でもそれは、ええ兆候や。
自分を取り戻す最初のステップやで。


「時間が解決する」やない、「自分が時間を育てる」んや

早苗ちゃんは、別れて3ヶ月経った頃から、よう笑うようになった。
「最近な、1人でカフェ行って、本読んでる時間がめっちゃ好きやねん」て。
それ聞いてワイ、ホッとしたわ。

喪失感ってな、勝手に消えてくもんやない。
新しい日常と、ちょっとずつ“自分”を積み上げていくことで、薄れてくもんや。

何もせんでええ。
泣いてもええ。
ただ、自分を「責めんといて」な。


今感じてる“空っぽ”は、幸せで満たす準備中や

ワイはな、言うたんや。

「今は寂しいって思うかもしれん。でもそれ、間違いなく“自分の人生を取り戻してる途中”やで。
幸せになるための通過点や。きっといつか“あの別れが人生のターニングポイントやった”って思える日が来る」

早苗ちゃんは、静かにうなずいて「ありがとう、ルークさん」って言うてくれた。

ほんまに大事にしてくれる人と出会えたとき、涙が出るほど安心する

早苗ちゃんがモラハラ彼氏と別れてから、1年ちょいが経った頃や。
久々に会うことになって、カフェに入った瞬間、ワイはびっくりした。

「顔が全然ちゃうやん…!」

前は、どっかしら疲れた顔しとった。
目の奥が曇ってて、笑っててもどこか無理してる感じがしてた。

でもその日は、ちゃうかった。

目がちゃんと笑ってて、表情がふんわりしてて、声にも張りがあって。

聞けば、新しい彼氏ができて、つきあって半年、そろそろ結婚を意識してるって。


“安心できる恋”って、こんなにも心を穏やかにしてくれるんやな

ワイが「どんな人なん?」って聞いたら、早苗ちゃん、こう言うたんや。

「怒鳴ったり、責めたり、無視したりなんか一回もない。
私が泣いても、怒っても、落ち込んでも、ただそばにいてくれて…
“大丈夫やで、俺がついてる”って言うてくれるねん」

ワイ、ちょっと泣きそうになったわ。


「大切にされる」って、“扱いが優しい”だけやない

早苗ちゃんが言うにはな、

・LINEが既読でも未読でも、急かされへん
・趣味を否定せんし、逆に一緒にやろうとしてくれる
・「疲れてるんやったら休んでええよ」って言うてくれる
・「結婚はふたりのペースでええよな」って、一緒に未来を考えてくれる

こういう当たり前のようでいて、モラハラ男には絶対にできへんことを、
新しい彼は、なんの見返りもなく自然にやってくれるって。


しんどい恋のあとに、穏やかな恋が来ることはある。いや、“来るべきや”。

モラハラ男との別れを経験した女性って、心にキズが残るもんや。
「また同じことが起こったらどうしよう」
「私が悪かったんかな…」って、自分を責めてしまうこともある。

でもな、それでも一歩踏み出した先には、ちゃんと心をあったかくしてくれる人がおるんやで。

それを、早苗ちゃんが身をもって証明してくれた。


最後に、ワイからもうひとこと。

モラハラ男に出会ったこと、つらかったよな。
でも、それで“愛”をあきらめてほしくはない。

「傷ついたぶんだけ、優しさの重みもわかる。
ほんまに大切にされるって、こういうことやって、きっと思える日が来る」

無理して笑わんでええ。
焦って誰かとくっつかんでもええ。
自分を大事にしてたら、きっとその波長に合う人と出会える。

ほんでそのとき、こう思えるはずや。

「あのとき別れてよかった」ってな。

Luke

大阪生まれ大阪育ちの40代イケオジの婚活アドバイザーことLuke(ルーク)です。マッチングアプリや婚活に悩む女性の心に寄り添い、ちょっと辛口で本音のアドバイス、婚活処方箋を届けていくで!

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