
理想が高すぎる?そのチェックポイント
こんにちは、ルークです。
今日はちょっとだけ、自分の“理想”について、一緒に見つめ直してみませんか?
実は、結婚相談所で活動されている方のなかで「マッチングはするのに、交際が続かない」という方には、ある共通点が見られることがあります。
その一つが「理想が少しだけ高くなりすぎてしまっている」ということなんです。
もちろん、理想を持つのは悪いことではありませんよ。
結婚は人生の大きな決断ですから、「こういう人と一緒になりたいな」という願いを持つこと自体は、むしろ自然なことです。
ただね──
理想が現実から大きく離れてしまっていたり、条件ばかりが優先されてしまっていると、せっかく出会えたご縁も、なかなか次に進まなくなってしまうことがあるんです。
たとえばこんな傾向、ありませんか?
理想チェックリスト
- 年収○○万円以上でないと会う気がしない
- 見た目や身長など、細かく条件がある
- 「ときめき」がなかったら2回目はナシ
- 少しでも合わないと「この人は違う」と思ってしまう
- 逆に、自分のことは棚に上げて相手ばかり見てしまう
このような傾向がある方は、“恋愛のフィルター”ではなく、“就活の条件選び”のような視点で婚活を進めてしまっていることが多いんですね。
恋愛と結婚って、似ているようで少し違います。
恋愛は「好き」から始まりますが、結婚は「信頼」「安心」「生活の共有」がベースになるんです。
だから、いくら理想的な条件の相手とマッチングしても、そこに人としての温もりや、心地よさを感じられなければ、長くは続かないんですね。
条件を少しゆるめてみる勇気
ちょっとだけ、考え方の角度を変えてみましょうか。
たとえば、「年収」にこだわるのではなく、
「安定した生活を一緒に築ける価値観があるかどうか」に注目してみる。
「ときめき」を探すより、
「安心して会話ができる相手かどうか」に目を向けてみる。
そんな風に見方を少し柔らかくしてみると、
今まで“対象外”としていた人の中にも、「実は相性がいいかもしれない人」がいることに気づけたりするんです。
本当に欲しい未来って?
最後に、自分に問いかけてみてください。
「私が本当に求めているのは、どんな毎日?」
「どんな人と、どんな空気の中で暮らしたい?」
理想像に縛られすぎると、目の前の人の“良さ”や“温かさ”を見落としてしまいます。
理想を描くことも大事。でも、「本物の幸せ」を感じるには、“リアルな人間同士の歩み寄り”が必要なんですよね。
会話がすれ違う?心のテンポが合わないサイン
もうひとつ、交際がなかなか続かない方に多い【会話のズレ】について、一緒に考えていきましょう。
これ、ほんっとうによくあるお悩みなんですよ。
マッチングして、お互い条件的には合っている。最初のお見合いでは「悪くなかったです」と話す方も多い。なのに、2回目以降の交際に発展しない。
よくよく聞いてみると──
「会話が盛り上がらなかった」
「何を話せばいいか分からなかった」
「一緒にいても、なんとなく疲れてしまった」
そんな“感覚のズレ”が起きていることがあるんですね。
テンポの合わなさって、実は大きな壁
婚活の場では、どうしても最初の印象や会話のキャッチボールが重要になってきます。
ただ、ここで誤解してほしくないのが──
「盛り上がらない=相性が悪い」ではないということ。
最初のうちは、誰しも“緊張”しているんですよね。
ましてや、結婚を意識した出会いとなると、「評価されている感じ」がしてしまって、自然体で話すことが難しくなる方も多いんです。
その結果、
- 話題が浅くなってしまう
- 自分をよく見せようと気を張ってしまう
- 沈黙が怖くなって、質問攻めしてしまう
など、「自然なやり取り」ができなくなってしまうんです。
会話の相性って“感覚”なんです
実は、人と人との相性って、話してみないと分からないことだらけ。
そして、「話が合う」って、話題の多さじゃなく、“気を使わずに話せる空気感”のことなんですよ。
たとえばね、
・共通の趣味があるのに、テンポがかみ合わず疲れてしまった
・特に話題はなかったけど、不思議と居心地がよかった
どちらの方が交際が続くと思いますか?
答えは後者なんです。
人って、意外と“言葉の内容”よりも、“会話の空気”で相手を判断しているんですね。
すれ違いを防ぐために、できること
じゃあ、会話がズレてしまいがちな人はどうすればいいのか?
いくつか、心がけのポイントを挙げておきますね。
●自分ばかり話さない
緊張していると、つい「間を埋めなきゃ」と思って一方的に話してしまいがち。でも、「話す」より「聴く」が上手な人の方が好印象だったりします。
●“正解のある会話”を目指さない
「この質問、変じゃないかな?」「何て返せばいいの?」と考えすぎると、会話が固くなります。お見合いの場だからこそ、“雑談力”を大事にしてみましょう。
●笑顔と相づちのチカラ
内容が噛み合わなくても、相手の話にやさしくうなずく、微笑む──
それだけで空気はやわらぎます。「あ、この人となら安心して話せるかも」って思ってもらえる第一歩です。
“テンポが合う”人との出会いは、焦らず待つ
最後に私から一つだけ、お伝えしたいことがあります。
「この人とはテンポが合わなかったから、ダメなんだ」と思わないでくださいね。
最初は合わなくても、何度か会ううちに、お互いの呼吸が合ってくることもあります。
一方で、会ってすぐ「この人とは安心して話せる」と感じることもあります。
どちらも間違いではないんです。
だから焦らずに、まずは「会ってみる」「もう一度話してみる」。
その積み重ねのなかで、自然と“合う人”と出会える日がきますからね。
婚活迷子にならないための自分チェック
それでは少し“自分自身”の内側に目を向けてみましょうか。
「マッチングはするけれど、交際が続かない」
そんな時、人はつい、「相手に問題があったのかな」とか、「ご縁がなかったんだ」と思いたくなるものです。
でもね、婚活がうまくいかないときこそ、一番大事なのは**“自分を見直すこと”**なんですよ。
今日はそんな“婚活迷子”にならないための【セルフチェック】を一緒にしてみましょう。
こんな時は、婚活が迷走しているサインかも?
まずは、ちょっと振り返ってみてください。こんなこと、ありませんか?
- 目的が「結婚すること」だけになっていて、その先の生活をイメージできていない
- とにかく誰かと会ってはいるけど、「いい人がいない」と感じるばかり
- 相手の欠点ばかりが目についてしまう
- 自分に自信がなくなって、毎回のデートが疲れる
- 「私ってなんで婚活してるんだっけ?」と、ふと考えてしまう
このような状態が続くと、いくら出会いがあっても、心がついていかないんです。
婚活ってね、見た目や条件だけでなく、“心のコンディション”もすごく大切なんですよ。
自分を見つめる3つの質問
ここで、ちょっと深呼吸してから、次の3つの質問を考えてみましょう。
①「なぜ結婚したいのか?」
誰かに言われたからじゃなくて、自分自身の言葉で答えてみてください。
“寂しいから”でもいいし、“安心できる居場所が欲しい”でもOKです。
②「どんな結婚生活を送りたいのか?」
朝ごはんを一緒に食べる?
休日に公園を散歩する?
忙しい時に「おつかれさま」と言い合える関係?
生活のイメージを持つと、“合う相手”が自然と見えてきます。
③「本当に求めている相手はどんな人?」
年収や身長ではなく、“どんな言葉をくれる人”が嬉しいのか。
“どんな態度”をとってくれる人に安心するのか。
“本当の価値観”に気づけると、婚活がラクになりますよ。
心の整理ができると、ご縁が動き出す
婚活で疲れてしまう方の多くは、「何が正解かわからない」状態になっています。
そうなると、出会うたびに迷って、比べて、疲れてしまうんですね。
でも、自分の中に「こういう人と一緒にいたいな」という感覚が育ってくると、選ぶときの基準がぶれなくなります。
そして、不思議と「続くご縁」も増えてくるんです。
婚活は、自分探しの旅でもあります。
そしてそれは、無理に理想の誰かを探す旅ではなくて、「自分に合う人」を見つける旅なんですよ。
イケオジからの処方箋
焦らなくて大丈夫。
たとえ今は交際が続かなくても、それは「あなたに合う人を、ちゃんと選ぼうとしている証拠」です。
だから、迷ったら立ち止まっていいんです。
そして、自分の気持ちにそっと耳を傾けてみてくださいね。
あなたがあなたらしくいられる相手。
そんな人と出会えたとき、「ああ、この人だったんだ」って、ちゃんと心が教えてくれますから。
一緒に、歩いていきましょうね。


